AISASモデルとはどのようなものなのでしょうか?ここでは、その意味と理論の特徴を解説していきます!
AISASモデルとは?
AISASモデルとは、インターネット普及後の広告やマーケティング戦略に用いられる購買行動モデルの一つです。このモデルは「AISASの法則」「AISAS理論」とも呼ばれ、「Search(検索)」、「Share(共有)」というインターネット活用による消費者の行動特性が反映されているのが特徴です。
AISASモデルは次の5段階の行動プロセスで構成されています。
それでは、5段階の行動プロセスについてより詳しく見ていきましょう!
Attention(注意・認知)
まず最初にテレビCMや雑誌、インターネット広告などを見て商品やサービスについて認知(Attention)してもらうことから始まります。
Interest(興味)
次に、認知した商品やサービスの「売り」に対してユーザーは興味・関心(Insterest)を示します。ここまでは、インターネットが普及する前のAIDMAモデルの「AI」の部分と同様といえるでしょう。
Search(検索)
そして、商品やサービスに興味・関心(Insterest)を示したユーザーは、そのまま購入に至るのではなくインターネット上で情報収集を行います。商品やサービスの詳細情報や口コミを見ることで、本当にそれが自分にとって「良いもの」なのかを判断するためです。
Action(購買)
Search(検索)を行った結果、商品の良さを感じてもらえた場合は購買に至ります。
Share(共有)
さらに、購買で終わりではなく、商品やサービスを使った感想、体験をブログやSNSなどに共有(Share)します。もちろん、商品やサービスの良い点だけでなく、悪い点や不足している点も共有される場合があるので注意が必要です。
まとめ
ここまでAISASモデルについて、全体の流れをお伝えしました。今の時代はマス広告だけではなく、Webを使ったプロモーションが必要不可欠です。ただ、すべての商品にAISASのモデルが当てはまるかというとそうではないので注意が必要です。
AISASモデルはあくまでマーケティング戦略のひとつ。商品やターゲットを十分に理解した上で、戦略に合わせた戦術を使っていきましょう。
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